一気に涼しくなりましたね。東郷です。
暑い夏から気温が一気に下がると出てきますね?疲れが(T△T)
皆さんは秋バテ大丈夫ですか?
もしかしたらその疲れ病気かもしれませんよ!!
ということで今日は甲状腺機能低下症、(橋本病の方が馴染みがあるかもしれませんね。)
について知っていることを簡単に紹介します。
【甲状腺機能低下症とは】
甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンが足りないで、様々な症状が出る病気です。女性に多く、日本では珍しい病気ではありません。症状が漠然としていて、症状は年単位でゆっくりと起こる変化であるため、病気の症状だと自覚していないことも多く、潜在的に多くの患者さんがいるものと考えられます。発症の時期が中高年、更年期に重なることも多いことから、歳のせい、更年期のせい、など見逃されていることが非常に多いです。
【甲状腺機能低下症の症状】
甲状腺ホルモンはざっくり言うと全身の活発さに関わるホルモンです。甲状腺ホルモンが足りないと、全体的に元気がなくなります。
具体的には、むくみ、寒がり、平熱が低い、皮膚の乾燥、声のかすれ、疲れやすい、集中力が落ちた、眠気、便秘がち、太りやすくなった、などの漠然とした症状で、検査をすると甲状腺機能低下症が原因であった、ということがわかることがしばしばあります。
また精神的な活発さも低下するので、気力がない、集中力がない、元気がない、もの忘れなどの漠然とした精神的な不調の症状のこともあります。甲状腺ホルモンは心臓の脈の調節にも関わっているホルモンで、循環器内科には、脈が遅くなった、動悸を感じるという症状で、調べていくうちに甲状腺機能の異常であったとわかることもあります。一方で、甲状腺機能低下症の症状はどの症状もはっきりと決め手になる症状が少なく、症状は年単位で非常にゆっくりと起こるので、本人も病気の症状であると自覚していないことは多いです。
最近、治療院ではこの甲状腺に関わる話が良く出ていると感じ紹介しました。治療院でよく話に出ているということは、天候や季節なども関っているのでしょうか??いずれにせよ、早期発見・早期治療で良くなる病気なので、上記思い当たる方は病院で検査をお勧めします。
【検査・治療】
触診・エコー・血液検査、治療は足らない甲状腺ホルモンを補充。