こんにちは最近園芸を始めました院長の東郷です。いきなりですが、
【骨盤調整・矯正】良く耳にするこの言葉。今、巷では<美と健康>みたいなコンセプトでたくさんのサロンや整骨院が軒並み増えて来ていますね。
ここではそれを、実際に患者様にご説明するレベルで紹介していきます。
骨盤調整・矯正とは?
脳には頭蓋骨。肺、心臓には肋骨。そして生殖器系、腎、腸には骨盤のように、大切な臓器の周りには硬い骨が存在します。
これらが歪むことによって、様々な身体の不調が出てくると考えられていて、それをもとの位置に戻し、本来の機能を取り戻そうというのが骨盤調整です。
骨盤が歪む原因とは?
長時間の同一姿勢、立ち方座り方または歩き方の癖、噛み合わせ。。。
言い出したらキリがないくらい、原因は様々です。ただ人によってその比重も変わってくるので、ご自分が何が原因で歪んでいるのか、一緒に探していけたら良いですね。
実際歪むとどうなるの?
当院では全身ケアというメニューの中で骨盤の歪みを調整したりするのですが、実際に骨盤の歪みを気にして来院される患者様の症状としては、
・長期にわたる肩凝り
・体を休めているのに痛みのひかない関節痛
・頭痛、めまい
・むくみ
・手足のしびれ
・冷え
・足の長さが左右で違う
・ぽっこりお腹など外見上のもの
このようなケースはとても多いように感じます。
先ほど挙げた症状がすべて、骨盤の歪みからくると言い切るのは、少々乱暴だと私は考えます。ですが、可能性は十分にあるといえます。
ここからは個人の見解ですが、実際骨盤に歪みが生じると、しっかりと地面を踏むことが難しくなります。
筋肉量の一番多いところが足、腰回りです。地面を踏むことが難しいということは、身体の中で一番大きい筋肉を存分に使えていないということになります。
筋肉を使って姿勢がとれなくなると、今度は骨、関節を使って姿勢をとろうします。
たとえば、「お腹の筋肉を使って座ってみて下さい。」と私が言うと、
大体の方が姿勢を起こして胸を張って、顎を引いたような姿勢をとられます。
次に「お腹の力を抜いてください。」というと、
だらーんと背中を丸めたような姿勢になりますよね?
このお腹の力を抜いた姿勢が骨、関節でとった姿勢の一つです。
長時間のパソコン作業、ソファーに座ってゆっくりしている時、立ち仕事で疲れた時、何か嫌なことがあった時の帰り道、学生なら授業中とか。。
日常生活の様々なシーンでこのような姿勢をとっていることでしょう。年齢を重ねたり、運動不足になると筋肉の衰えは避けられません。
骨盤が歪んだ状態の下半身は、満足に身体を支えられずに、他の場所の筋肉の緊張を生み、関節の変形を手伝い、やがてその中にある大切な臓器にも影響します。万病のもとになると言っても過言ではない、これが骨盤の歪みです。
筋肉は睡眠や栄養で復活しますが、関節の場合は消耗です。ストレスが掛り伸びた靭帯や、潰れた骨はもとには戻らないのです。
どうすれば予防、または改善できる?
ネットでは、お尻体操、ふりふり体操のような、骨盤周りの筋肉を動かすことや、セルフ整体、姿勢矯正ベルトなどが紹介されていました。
気を付けてほしいのが、ネットや書物で紹介されているのは、不特定多数に向けてのもの。
歪みの原因は様々。。骨盤周辺にアプローチするだけでは、良くならないケースなんてたくさんあります。
原因がわからないままに、ネットで紹介されている体操や筋トレを試して症状を悪化させる人も少なくないのです。
つい最近、ゴルフボールを踏んでもらうだけで、2センチ以上あった足の長さの左右差がなくなり、足のしびれ、腰の痛み、頭痛までとれた方がいました。
全身ケア30分と保険の組み合わせで入ったのですが、ベッドにご案内したときの歩き姿勢、お話しながら日常生活の動作、姿勢、癖を推測。実際施術することでわかる身体からのサイン。これらをよみとってだした指示がうまくいった一例です。
なので、一度ご相談ください。
とっても簡単なことで予防、改善できるかもしれませんよ。
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プロフェッショナル整骨院